ステーキハウスにしむら

目の前で焼き上げる対面スタイルが魅力

新型コロナが5類に移行し、人気が盛り返している”対面スタイル”のお店。創業43年の老舗「ステーキハウスにしむら」もその一つです。

現在は2代目店長の細田晃太郎さんと奥様でシェフの瞳さん、20代の若いスタップがお店を切り盛り。各テーブルに1~2名の焼き手を配置し、目の前で焼く熱々のステーキとアットホームな会話を楽しめるのが魅力です。


「接客が大好き」と語る瞳さんは33歳の若さながら、同店での調理歴15年のベテラン。「力仕事が多くて女性には無理」という当時の店長にかけあって採用してもらったという情熱の持ち主です。
女性の焼き手は今でも珍しく、お客様に覚えていただきやすのが嬉しいと瞳さん。明るく親しみやすいお人柄に会話もどんどんはずみます♪

厳選したお肉を絶妙な焼き加減で

美味しいお肉をできるだけリーズナブルに、というのがお店のモットー。ランチは1980円から味わえます。
自分へのご褒美ランチにおすすめなのが、ヒレステーキランチ3080円。ヒレ肉120g、サラダ、ポテトグラタン、ご飯、味噌汁、エスプレッソコーヒーが付くボリューミーなメニューです。

オーダーすると、いかにも美味しそうな艶やかで鮮やかなピンクのヒレ肉が登場。手際よく焼き上げていく瞳さんの技にも目が釘付けに! 鉄板の上に炎が上がるフランベも対面ステーキハウスならではの迫力のパフォーマンスです。

焼き上げたお肉の下には、肉汁を受ける黒糖パンが添えられます。やわらかでジューシーなお肉、肉汁が沁みたほんのり甘いパン…。お肉の美味しさをあますところなく楽しめ、やや酸味のあるオリジナルソースが口の中をさっぱりとさせてくれます。

美味しさの決め手は表面の焼き加減

ステーキの美味しさを決める大事なポイントが「火」の力。
「厚みのあるお肉は、表面に焼き色をつけてからでないと、レア・ミディアム・ウェルダンといった焼き加減の調節ができません」と瞳さん。特に焼き加減3割ほどのレアはしっかり焼き色をつけないと、中がグズグズになってしまうのだそう。


また、ステーキに欠かせないにんにくチップもガス火が決め手といいます。
「熱が早く伝わり過ぎるとすぐに焦げて苦みが出てしまいますが、ガスの熱は鉄板にほどよい速さで伝わり、きれいな焼き色がついて美味しく仕上がるんです」とのこと。
ガス火は鉄板を駆使する焼き手にとって、何より大切な相棒のようです。

昼夜ともに犀川の美しい景観が眺められる店内には、お子さん連れのお客様も多く、ベビーカーで来店されるファミリーもおられるとか。お子さんには小さいサイズに切り分けてくれるうれしいサービスもありますよ♪
ご家族の誕生日や特別な日に、「いいお肉を食べに行こうか」と足を運んでみてはいかがでしょう。

店長の細田晃太郎さんと奥様でシェフの瞳さん

■お店情報
ステーキハウスにしむら
石川県金沢市中川除町59
TEL 076-264-1500
営業時間:11:30~14:00(ランチ)、17:00~22:00(ディナー)
定休日:水曜(祝日の場合は営業)
ホームページ:
https://www.eikou.info/

PAGE TOP